引っ越しの不用品を一番安く処分する方法|自治体・買取・回収の比べ方

この記事には広告(PR)を含みます

いらない物を売る物と処分する物に分ける人

安い順に処分の方法を選ぶ

まず売れる物を売り、残りを自治体に出し、それでも無理な物を業者に頼むと、いちばん安く済みます。主な方法の違いを表にしました。

方法お金向いている物気をつけること
買取・フリマお金が入ることもある新しめの家電、ブランド品、状態のよい家具売れるまで日数がかかる。値段がつかない物もある
自治体の粗大ごみ品目ごとの手数料家具、ふとん、自転車など予約制で、収集まで日数がかかる
家電リサイクルリサイクル料金+運ぶ料金冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン粗大ごみには出せない
引越し業者の引き取り有料(見積もりで確認)家電4品目など、会社が決めた物会社や地域で、引き取れる物が違う

中古品として売るときは、古物商の許可を持つリユースショップを選びます。ただし古物商の許可は中古品を売り買いするためのもので、この許可でごみを回収することはできません。

運ぶ荷物が減れば、引っ越しのトラックが小さくなることもあります。処分する物は、見積もりを頼む前に決めておいてください。料金の決まり方は引っ越し料金は何で決まる?で説明しています。

冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンの出し方

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目は、家電リサイクル法の対象です。自治体の粗大ごみには出せないので、次のどれかで引き渡します。

かかるお金は「リサイクル料金」と「収集運搬料金」の2つです。リサイクル料金はメーカーと品目、サイズで決まっています。主なメーカーの額は次のとおりです(税込。2026年11月6日に家電リサイクル券センターの「リサイクル料金一覧(主要メーカー)」で確認)。

品目リサイクル料金
エアコン550円または990円
液晶・有機ELテレビ(15V型以下/16V型以上)1,870円/2,970円
冷蔵庫・冷凍庫(170L以下/171L以上)3,740円/4,730円
洗濯機・衣類乾燥機2,530円

表はパナソニック・シャープ・日立・三菱電機の額です。エアコンはパナソニックと東芝ライフスタイルが550円、シャープ・日立・三菱電機が990円です。テレビと冷蔵庫の大きさの区切りは、パナソニックや三菱電機の料金表の区分です。

市区町村のページに載っている「参考料金」は、この一覧と額が少し違うことがあります。ほかのメーカーの額や実際に払う額は、家電リサイクル券センターの料金一覧かメーカーの案内で確かめてください。

収集運搬料金は、頼む店や業者によって違います。指定引取場所へ自分で運べば収集運搬料金はかかりませんが、郵便局での振込手数料が別にかかります。

冷蔵庫と洗濯機を処分せずに新居へ運ぶ場合は、冷蔵庫と洗濯機だけ運ぶ一番安い方法にまとめています。

粗大ごみは住んでいる市区町村のルールで出す

粗大ごみの大きさの決まり、手数料、申し込み方は、市区町村ごとに違います。引っ越す前の住所の市区町村の案内を見てください。たとえば次のように違います。

どの自治体も、収集は事前の申し込み制で有料です。品目ごとの手数料は、お住まいの市区町村の一覧で確かめてください。

3〜4月は引っ越しが多く、粗大ごみの申し込みも増えます。杉並区や目黒区は、この時期は希望の日に収集できないことや、日数がかかることがあると案内しています。

処分する物が決まったら、残った荷物で見積もりを取ります。同じ条件で何社か並べると、料金の差が分かります。

引越し侍で見積もりを比べる

引越し業者に引き取ってもらえる?

家電4品目は引き取る会社がありますが、家具などは引き取らない会社が多いです。3社の公式サイトの案内をまとめました。

会社家電4品目家具など
サカイ引越センター有料で引き取る原則は粗大ごみに出す。一部の地域では、委任状を出せば有料で引き取る。一部の地域で買取もある
アート引越センター見積もりのときに伝えれば引き取る引き取らない。自分で自治体に出す
日本通運引き取らない―

引き取りの料金は公式サイトに出ていないので、見積もりのときに聞いてください。粗大ごみの予約が引っ越しの日に間に合いそうにないときも、同じ場で相談できます。

無許可の回収業者には頼まない

家庭のごみを回収できるのは、市区町村の「一般廃棄物処理業」の許可を持つ業者か、市区町村から委託された業者だけです。環境省は、許可のない業者に家庭のごみや廃家電を渡さないよう呼びかけています。

無許可の業者は、町を大きな音で回るトラック、空き地での回収、チラシ、ネット広告などで客を集めます。環境省によると、次のようなトラブルが起きています。

「産業廃棄物処理業」や「古物商」の許可では、家庭のごみは回収できません。広告の言葉だけで決めず、市区町村の一般廃棄物処理業の許可があるかを確かめてください。

処分はいつから始める?

引っ越しの日が決まったら、すぐに処分する物を選び始めます。粗大ごみの収集に2〜3週間かかる自治体があるので、余裕を見て1か月前には始めてください。

  1. 処分する物を、売る物・粗大ごみ・家電4品目に分ける
  2. 売る物を、買取やフリマに出す(売れ残ったら粗大ごみに回す)
  3. 粗大ごみを申し込み、処理券を買う
  4. 家電4品目の引き取りを、店か引越し業者に頼む
  5. 残った荷物で引っ越しの見積もりを取る

冷蔵庫や洗濯機は引っ越しの直前まで使うことが多いので、引き取りは引っ越しの日に近い日にしてください。3月に引っ越すときの予約の時期は3月の引っ越し、予約はいつまで?で説明しています。

よくある質問

パソコンは粗大ごみに出せますか?

出せない自治体があります。たとえば目黒区は、家庭のパソコンを区では集めず、宅配便での回収かメーカーの回収を使うよう案内しています。

家電リサイクル券の控えは捨ててもいいですか?

引き渡したときにもらう控えは、取っておいてください。控えの番号で、廃家電がメーカーに引き渡されたかを確かめられます。

トップに、人数と距離から料金の目安を出す道具と、安い日のカレンダーを置いています。

料金の目安と安い日を調べる

確認日:2026年11月6日。出典:環境省「家電リサイクル法 よくある質問(無許可回収業者)」・「不用品回収業者に関する調査結果について」(2011年5月23日)、家電リサイクル券センター(一般財団法人家電製品協会)「リサイクル料金一覧(主要メーカー)」、パナソニック「家電リサイクル料金」、三菱電機「リサイクル料金」、北海道「家電リサイクル法」、杉並区「家電リサイクル品目の処分」(2026年4月15日更新)・「粗大ごみの出し方・申し込み方法」(2026年3月31日更新)、港区「家電リサイクル法対象品」、目黒区「引っ越しごみは、正しく分別して計画的にお出しください」、横浜市「粗大ごみの手続きの流れ」、サカイ引越センター「処分品・不用品」、アート引越センター「家具・家電など不用品処分・回収について」、日本通運「家電リサイクル品は引き取ってもらえますか?」。リサイクル料金はメーカーごとに違い、変わることがあります。粗大ごみの決まりと手数料は、お住まいの市区町村の案内で確かめてください。